それぞれのクリスマス
016 サンタ

あーーーー!もう!
瑠花「このサンタ服、素材悪すぎ!寒くてしょうがない!」
瑠花「帰ったらおねーちゃんに、もっと本代請求してやる!」

智恵「あれ、ルカ・・・サンタ?」
瑠花「あ、智恵。買い物?」
智恵「そうだけど。近くに来るまでルカだとは気づかなかった」
瑠花「商店街のイベントみたいなものでね。買い物なら割引券あげるよ」
智恵「ありがとう。でも、まさかサンタに出会えるとは思わなかったよ(笑)」
瑠花「好きでやってないから!高校生になってサンタやることになるとは・・・」
智恵「最高に似合ってるよ」
瑠花「学校では言わないで・・・お願い」
智恵「わかったわかった。でも・・・本当にありがとうね」
瑠花「ん?割引券?」
智恵「いや、まあ似合ってる(笑)」

鈴子(あ、サンタさんだ。お願い叶えてくれるかな?)
鈴子(いつかお母さんに逢えますように)
鈴子(・・・お父さんを迎えに行ってあげなきゃ)


瑠花「あれ?鈴子さんじゃない?」
智恵「ん?」
瑠花「気のせいかな?まあいいや」


琴美「ちえちゃんにルカちゃんだ!」
ママ「お友達?」
パパ「じゃあ、挨拶してきたほうがいいね」
琴美「うん!ちょっと行ってくるね!」

琴美「おぉーーーい。ちえちゃん!ルカちゃーーん!」

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エーマイナスレッドスター


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