それぞれのクリスマス
015 井生琴美のクリスマス


母とおでかけの準備をしている琴美

ママ「琴美、早く用意なさい」

琴美「うんママ!パパは?」


ママ「パパはお仕事の帰りに、直接駅で待ってるって言ってたから」

琴美「ママ、今年のプレゼントは何かな?」

ママ「あなたもう高校生なんだから、いい加減ママって呼ぶのはやめなさいよ?」

琴美「うん・・・ごめんなさい」

ママ「まぁいいわ。ほら行くわよ」

琴美「うん!」


琴美「パパー。お仕事終わった?」

パパ「おっ。琴美か。いい子にしてたか?」

ママ「お父さんったらまた甘やかして・・・」

パパ「いいじゃないか。琴美はまだ高校生だぞ」

琴美「パパ、プレゼントは?」

パパ「おっ。買ってあるぞー。ほら!」

琴美「やった。パパありがとう!」

パパ「パパはサンタさんだからな。いつでも欲しいもの買ってやるぞ」

ママ「もう・・・。そろそろお食事に行きましょ」
呆れた表情の母を琴美は気にする様子もなく、レストランへ向かう
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エーマイナスレッドスター


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