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さっかのひみつ:K_Take


夜は、学生時代から、友達が来る時間でした。しかし、多くの方の場合『遊びに行くよ』といって『夜に来てね』と言うと、社交辞令だか、遠まわしに断られたのだかと感じるようで、余り来ることはありませんでした。極少数、素直に夜来た方が居まして、その方々とは、結構長い付き合いになりました。昼は、うちの近所の方に駐車に対してやかましい方がおり、なかなか長居させられなかったのです。その点夜ならば、うるさくしない限り問題ありませんでした。『友達とは、夜、会って遊ぶこと』は、社会人になっても、引越しをしても、未だに踏襲されている私の習慣です。『それにしても、夜来て、夜明と共に帰ると言うのは、まるでオバケかなんかだな』と誰かが言っていた気がする。

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