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 |  |    犯人の要求 
	
 
| ある場所。 その場所は、緊迫していた。
 
 全ては、計画通りにすすんでいるはずだった。
 ......はずだったのである。
 
 「犯人に貴方がたの存在を知られてしまったじゃないですか!娘が生きて帰ってこなければどうしてくれるんですか!」
 
 もちろん犯人には、警察は呼ぶなと言われていた。だからこそ、警察を呼ぶのは怖かった。娘が帰ってこない事になるのではと考えてしまうから。呼んだのは、彼女ではなく、人質の父親だ。
 
 
 「あの馬鹿が、あそこであんなことをしなきゃ.....」
 
 同じ部屋で、髪の薄くなった課長が頭をかかえていた。
 
 To...rururururu....
 部屋の中で電話のベルが鳴り響く。
 その部屋にいたものは、一斉に息を呑んだ。電話につないだテープレコーダのジージーと音が部屋のなかに響く。
 
 「もしもし...」
 「心配しなさんな。娘はまだ殺してないよ。」
 犯人の電話の近くにいるのであろう。女の子の高い声でのうめき声が聞える。また生きているんだ.....
 
 「でも、こうなった以上警察にも提案をのんでもらわなきゃいけないな。」
 
 部屋の中のすべての目が、一人の男に向いた。その男がこの部屋に来るときについ警察手帳を落としたのを犯人に見られてしまったところからはじまったからだ。
 
 「そうだな....俺にわざわざ身元を明かしてくれた、あの男に御願いしようか。
 深夜の12時にXX公園に行ってこう叫べ。
 See here!
 Please...please fuck me!
 I want to drink "Your big stick milk"!
 I want the milk in a back hole!
 以上だ」
 
 xx公園。どこにでもある公園だが、夜になるとある種の人が集まる。故に、朝にゴミ箱を覗くと使用済みのコンドームによくみると外側に茶色いものがついているものをみつける事ができる公園だ。
 
 「少し危険だが、のむしかないな。準備をしろ。」
 
 課長が特別警備を手配するために電話をしようとした時、その男は叫んだ。
 
 「いやだ!絶対嫌だ!男のXXを飲むなんて!」
 
 次の瞬間、男には白い目が集中していた。
 
 「ハハハ....そうくるか。笑わせてくれるね。
 もういいや。人質返すから早くこいよ。
 どうせ逆探知の結果でてるだろ。」
 
 事件はあっけなく解決した。
 この事件でつらいのは、警察手帳を落とした彼だろう。
 
 ちなみにそれから彼にはあだながついたのですが.....かわいそうなので割愛させていただきます。
 
 もともと、オリジナル18禁のものを書こうと組み立てていた設定が元になっています。が、18禁はまんがアクセスには載せられませんし、ネタとして落とす必要があるために、主人公の男の詳細を割愛していますし、実際に犯人からの命令を実行するまえに犯人が「捕まえにきてくれ」というオチになってます。
 英文は「こう書いた方がよかったのでは?」と感想を頂ける分には構わないのですが、それはそれなりに設定があって書いてるのです。(理由のひとつに「英語が苦手」というのがある事は否定しませんが(^^;;)
 設定だけが頭の中にあったものの、現実にテキストにしたのはこれがはじめてですので、18禁のテキストは存在しません。一応、設定としては彼は「受」で(笑
 
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